はじめまして、あめりといいます。
私が簿記3級に合格したのは、かれこれ十数年前…
簿記についてかなりおぼろげな記憶しかなかったのですが簿記2級に一発合格できました!
合格できたのはこのテキストがあったからだと、本当に感謝しているのでこの記事を書きました。
これから簿記2級を受験する方にぜひ使用してほしい!と思っています。
合格へのおすすめテキストはこれだ!
私がおすすめするのはズバリ!
『簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 商業簿記 テキスト&問題集 』
『簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 工業簿記 テキスト&問題集 』
…はい、つまりパブロフシリーズです。
最初は某猫のテキストを購入したのですが
なるほど、さっぱり分からん!!!!
マンガで分かりやすくなってるはずなのですが、全然分からない。
何度も某猫が「これは3級でやったね!」とか言ってくるのですが
全く記憶にございませんですよ!?
本当に私3級持ってるっけ…持ってるよね?
講義も受けたし、勉強もしたし、受験もしたし、合格通知も貰ったよな!?
しかし意味の分からないページが続き…
最終的に母親に「私って簿記3級持ってるよね?」と聞くくらい分からなかった…
このまま続けても無駄だと悟った私はテキストの口コミを熟読しました。
簿記のテキストって結構たくさん出てるんですよね!
この中からどれがいいか、人によって合う合わないもありますし…
でもテキストをコロコロ変えていたらお金もかかるし、勉強も進まないし困りますよね。
私の場合、試験まであまり時間がなく焦りもあったので「今から堅苦しいテキストなんて無理だ!」と思い、口コミも良かったのでパブロフシリーズを選びました。
その選択が大当たり!!!!
今まで全然理解できなかった内容がすんなり頭に入ったのです!!
回し者みたいな言い方ですが本当です。
はっきり言って勉強する前はどのテキストでも同じ、と思っていたのですが、
ここまでテキストで理解度変わるもの!?と勉強しながら感動しました。
パブロフシリーズの良いところ・悪いところ
ここからはパブロフシリーズの良いところ・悪いところを紹介します。
悪いところといっても強いて言えば…レベルなので、ほぼ良いところになります。
漫画になっていて分かりやすい!
イラストが付いているだけ…ではなく、パブロフくんという犬が会社を経営するために簿記を勉強していくというストーリー仕立てになっています。
なので「〇〇のために〇〇の仕訳をしなければいけない」となぜ簿記が必要なのか理由が分かり、すんなりと内容が入ってきます。
読者が「?」と疑問に思う箇所で、パブロフくんも「?」となり、分からない箇所を詳しく説明してくれる感じです。
あと普通に漫画がおもしろいので、内容が頭に入りやすいと思います。
私も漫画の内容で暗記しています。
解き方説明が丁寧!
特に工業簿記ですが、どのように手を動かせばいいか、計算方法が細かく記載されています。
私のように簿記の記憶0でも言われたとおり解いていけば出来るようになっています。
簿記試験は時間との戦いですので、実践的な使い方がとても役に立ちました。
動画を見て理解度が上がる!
パブロフシリーズはYouTubeで先生がテキスト内容を説明してくれています。
税効果会計や連結等、難しい内容を動画でフォローしてくれます。
テキストに書いてないことも動画内で説明してくれるので、読んだだけでは分からなかったことが少なくなりました。
説明を聞いたほうが頭に残ったりしますし、動画も一緒に利用すると効果が上がると思います。
パブロフくんがかわいい
かなり余談ですが、かわいいです。
ぶっちゃけ最初テキストの表紙を見た時の感想…
「なんか変な生き物が載ってるぞ…怪しい……」
って思いませんか?笑
私は思いました。てか犬に見えなかった…
そんな私ですが今はパブロフくんすごい可愛いと思ってます。癒されますよ。
唯一ちょっとアレ?なところ
パブロフシリーズを使っていてちょっと気になったのが誤植です。
初版だったからか、問題集の誤植が少し多い印象です。
説明ページでは解答は100と書いてあるのに、解答ページでは50と書いてあったり、
説明文のページ数が違っていたり…
読んでいて「?」となる箇所があったら、公式サイトに誤植が書いてありますので調べてみるといいかもしれません。
やっぱり誤植か〜みたいなところがありました。
パブロフシリーズの効果的な使い方
まずはテキストを読み、問題を解きましょう。
うろ覚えですが、メンタリストDaiGoさんが新しい章に入る前に前回の問題を解くと脳に定着しやすいとかなんとか…
違ってたらすみません。
でも私も勉強するときは、前回やった問題を解いてから新しい問題を解くようにしていました。
そうすればテキスト1冊通してやれば、2回解いたことになり覚えやすかった気がします。
その次は問題集をやっていきます。
テキストは基本的な内容で、問題集は応用的な内容なので私は1回目全然解けませんでした。
なので「え?これ合格とか無理じゃね?試験20点くらいじゃね?採点者の人もコイツなんで受験したんだって思うくらい出来なくね?」と思いました。
でもテキストと同様のやり方で1冊通して解いたらなんとかできるようになりました!
そして最後は予想問題を解きましょう。
商業・工業簿記の問題集に2個ずつ問題がついています(つまり計4個)
これを実際の試験時間90分で解いてみましょう。
結構時間ギリギリだと思います。
私は予想問題は一応70点以上とれていたのですが、
時間に焦って計算ミスや文章の読み間違いなどケアレスミスが多かったです。
時間は足りないですが、落ち着いてやりましょう(お前が言うな)
また試験すると自分が間違いやすいところ、苦手なところが見えてくると思うので、
そこを復習して苦手を潰していきます。
またパブロフシリーズでは商業・工業簿記のアプリがあって、
各700円くらいで購入できます。
簿記の本ってどれも重たくて持ち運び出来ないので、
アプリなら通勤・通学のスキマ時間にピッタリです。
アプリといえど作りはしっかりしてるので、ちゃんと勉強になります。
また購入者には予想問題がついてきます。
簿記はいろいろな問題をたくさん解いたほうが良いと思うので、
購入したらアプリの予想問題も忘れずにやりましょう!
勉強時間はどのくらい必要?
簿記2級の勉強時間は300〜400時間必要と言われています。
月日で言うと、3〜4ヶ月とも。
私は試験まで2ヶ月ちょいくらいしかなく、その期間はほぼ簿記の勉強に費やしました。
普通に落ちる覚悟でいましたけど、受験料もったいないし、勉強した時間もったいなし、また半年くらい勉強しなきゃいけないなんてことは…なるべく避けたい。
ですので、やれることは全部やろうとパブロフシリーズ全部購入しました。
工業簿記テキスト2週間、工業簿記問題集2週間…
商業簿記テキスト2週間、商業簿記問題集2週間…
総まとめ1週間、予想問題1週間。
スキマ時間はいつもアプリで勉強。
こんな日々でなんとかギリギリ合格できました!
本当に時間がなかったです。が、最低限でも一応合格はできます。
なので、試験日まで余裕を持って受験することをおすすめします。
ギリギリまでやらないって人は別ですが…笑
これから受験するみなさまへ
2020年度の簿記2級は合格率がとても低いものでしたが、
私が受験した2021年度の試験は計算用紙が問題用紙に挟まれた形式(取り外し不可)になっており試験のやりにくさは上がったものの、
問題自体にぶっ飛んだ内容はなく、きちんと勉強していれば解けるような内容でした。
ですので、勉強したら勉強した分、合格率も上がりやすいと思います(当たり前ですが)
きちんと勉強のスケジュール管理をして、試験に挑んでいただけたらと思います。
時間に余裕がないとだいぶ焦るので…
簿記は勉強中も試験中も時間との戦いなんだなぁと思いました。
勉強がんばりましょう!!